ど素人の飲食店開業~35話~質問に答えます

海鮮丼のお持ち帰り専門店

ブログを見ていますとお客様から言われる度に照れる店主です。本当にくだらない内容の記事ばかり書いて申し訳ございません。でも読んで頂ける方がいるだけで嬉しいですし、書く励みになります。

 お客様から1番聞かれることが多い質問は「他の丼丸」との関係性です。2番目は「どうしてこの場所でやろうと思ったのか?」です。3番目は「この場所とこの価格で儲かってるの?」です。

2番目の質問については既にブログでお答えをしているので見てください。

ど素人の飲食店開業~22話~この場所で開業した理由

3番目の質問も毎月の経営数値を晒していますので見てください。全く儲かっていません(笑)

ど素人の飲食店開業~33話~12月度の経営結果報告

今回お答えする質問は「丼丸」についてです。お客様からは「他にも店舗があるよね?」とか「フランチャイズなんですか?」とか「都内で食べたことあります!」と良く言われます。

一言で片付けると「のれん分け」です。一般的なフランチャイズと違ってメニューや価格、売る商品の指定が一切ないため各店のオーナーが自分で決められます。また、魚やお米などの仕入先も指定がないため自分で開拓できる反面、統一性は皆無です。海鮮丼にサーモンを入れてない丼丸もありますし、独自の仕入れルートで様々なオリジナル海鮮丼を提供するお店もあります。 居酒屋、唐揚げ屋などを同時に営んでいるオーナーさんも多数居ると聞きました。別業種の墓石、IT企業も丼丸をやっていると聞きました。私も驚いたのは丼丸をやりながらパン屋をやっているオーナーさんが居ると聞きました。生地をこねて寝かせて焼きたてのパンを焼くお店の中で海鮮丼も売っていると聞いて驚きました。これが「丼丸」の素晴らしいところです。悪い点を言えば、本社がないため品質・清掃・接客も全てそのお店のオーナー次第になってしまうことです。具材が少なかった、不味い、色が変色しているなど本社から点検に来られる方がいないため、すべてはそのお店のオーナー次第です。接客などの対応が悪いと言われても本社がないので、その態度の悪いオーナーに納得できないのであれば買いに行かない事しかできません。そのお店の対応が最終対応になってしまいます。

 お客様からも「●●店と値段が違う」「●●店とメニューが違う」「●●店ではこうしてくれた」などのご意見を聞きますが、●●店とは何の繋がりも無いため店主としても何もお答えできません。お答えできることは

『当店はのれんだけお借りをしている個人経営の飲食店で横のつながりは一切ございません』

としかお答えできないです。

隣の丼丸と仕入先も違うので当然、内容も味も価格も異なります。オーナーさんも店長さんも全く知りません。


 私には居酒屋を開業したい夢があります。夕方は仕込みをしながらこども食堂もやりたいです。そのためのファーストステップに丼丸を選びました。魚の仕入・解凍方法・スライスの方法・温度管理・消費期限の管理などを学べて大変重宝しています。ありがたいの一言です。

0から1を作り上げるのは本当に大変です。1から2にするのは経験とノウハウがあるので比較的簡単に出来ると思います。

次回は取りあえず行動をしてみる話をします

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