ど素人の飲食店開業~28話~火曜日限定の『お任せ丼』登場秘話

日常の投稿

 最近、寒くなったり暖かくなったりと寒暖差が激しい日々が続き、着るものに困っている店主です。と言ってもパーカーかトレーナーしか持っていないのでそれほど悩む必要は無いのですけどꉂ🤣𐤔

本日は飲食店の最大の敵の1つである「食材廃棄」について語ります。仕入れた食材がお金に変わること無く捨てられる、いわゆる廃棄は飲食店にとっては痛手でしかなりません。食材により解凍後に何日か使えるものもあります。普通の飲食店では解凍後3日、5日、7日使える食材が主流ですが、丼丸こころ商店は扱ってる食材が生物でそのまま加熱をせずに提供をするため全く日持ちしません。するとあまり出庫しない丼のネタは解凍後そのままゴミ箱へ行くことも珍しくありません。

そこで店主は考えました。

営業が終わったらゴミ箱へ捨ててしまう食材を何とか減らせないだろうか?と仕入れた食材をお金に変えたいのが本音です。

さらに店主は考えました。

毎週水曜日は定休日なので常に火曜日の夜に残った全ての食材をゴミ箱へ捨てているなと・・・本当に心が痛みます(個人的に勿体ないと言う気持ちより、食べられる食材を捨てる良心が痛みます。しかしお客様に提供する訳にはいかないので仕方がないです)

そして思いついたのが火曜日限定の『お任せ丼』500円(税込)です。マグロとイカは必ず入れてます。それ以外に4種類-6種類のネタを入れて500円で販売すれば、お客様も満足して頂けると思うし、店側も決まった食材以外も均等に食材を使えるのではないかと・・・

お客様がネタを選べないですが、いつもと変わらぬトッピング量でワンコインの500円!!徐々にですが、お陰様に定着しつつあります。これが火曜日限定の『お任せ丼』誕生秘話です(全く大した話ではありませんでしたね💦💦)

木曜日の朝
メイクラインの中
冷蔵庫の中

 次に問題になるのがシャリの廃棄です。炊いてから24時間で捨てる事にしているため水曜日が休みである以上、火曜日の夜に炊いた米であっても残ったシャリはゴミ箱へ捨てるしかありません。うーん本当に勿体ないですし心が痛みます。

またシャリは浸水1時間、炊飯20分、蒸らし15分、そこから合わせ酢を混ぜて馴染ませ冷やす工程があるので、2時間以上掛かります。シャリが切れたからとといって、慌てて用意することが出来ません。

またまた店主は考えました。

 お米は1回炊くと30~35丼分(シャリ盛り、特盛の割合で異なります)になります。売れる日に売るのは商売の鉄則ですが、準備をした分の米が無くなり次第、お店を閉店にしようと決めました。

 これが定着をしてくれると、お客様も店舗もwin=winな関係になるのでは?もしかしたら店主の独りよがりかも知れませんが・・・しばらくは継続して火曜日限定の『お任せ丼』を提供してみます。

 スケベ心が出てしまう店主はランチの時間帯に売れるとついつい追加でお米を炊いてしまいます。この邪心を捨てない限り廃棄との戦いは続きそうです

次こそは11月度の経営数値の報告をいたします。

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