ど素人の飲食店開業~15話~売上が欲しい8月・・そして日替丼の確立

海鮮丼のお持ち帰り専門店

 メニューの一部変更をして印刷してもらい、気分一新で8月を迎えましたが、恐ろしいほどの売上低迷に精神崩壊をしかけました。8月1日に開業以来の売上最低記録を更新しスタートした8月(本当に閉店を考えるほどの売上でした)
不安でいっぱいでしたが、ウーバーイーツに掲載を行い、配達売上で巻き返しを図る戦術を取りました。これはプラス材料です。

 しかし暑い日が続き、ご来店者数が激減・・・毎日ウーバーイーツからご注文が入りますが来店数の激減をカバーできる売上にはなりませんでした。

 売上が欲しい・・・

 どこかに売上落ちてないかな?

 思いついたのが日替丼です。今までは3~4種類の食材を使用していました。また、期限が短い食材を優先して日替丼として提供をしていましたが、当店の強みを「日替丼」にしようと思い、新鮮な食材を7種類盛り込んで同一金額の600円(税込)で販売を始めました。

 そして、わざわざ日替丼用にレギュラーメニューでは取り扱っていない食材を納品することに決めました。スポット品や値下げ品などを駆使して7種類のネタをのせてもやっていけるように毎日仕入費と1枚当たりの単価を計算して、お客様と店舗の双方にメリットのある日替丼を作りました。

 原価率60%前後の日替丼の完成です。ほかのどんぶりも50%~60%の原価率なので、儲かる商売ではないことがハッキリと理解できました(暴露話です)

 考えを改める必要があります。

 原価率50%以上は仕方ないです。私も腹を括りました。その代わり、地域の皆様がお召し上がりになり「これは安い!」と思って頂ける商品を提供すると決めました。この関係を保てれば長い年月をかけて地域に愛されるお店になれると信じています。

 しかし、そんな努力も夏の暑い日差しには勝てず、散々な売上で8月は終わりました。特にお盆はひどかったです。飲食店は世間がお休みの日に売れると言う私の概念を覆すほどの低迷した売上でした。

 お盆が売れないのには、本当にびっくり!!!です。9月に期待をしたいと思います。

次回は8月度の経営数値を報告致します。

コメント